今日で7月も終わり。真夏のど真ん中ですねぇ
自治会の夏祭りでかき氷屋

さんになったり、
子どもまみれの映画館で『崖の上のポニョ』を見て
ついでに映画の宣伝に来てたゴーオンジャーに握手してもらったり(笑)
ボリショイサーカスを見に行って、虎や熊の凄技に固まったり
それなりの夏休みを過ごしていますByはるちゃん
母はそんな遊びモード全開の子どもに、宿題をさせる苦労を
つくづく味わっていますぅ・・・
7月の初めに読んだ本です
『冷たい校舎の時は止まる』 辻村深月
第31回メフィスト賞受賞作
文庫本三冊で総ページ数1179ページ!!!←読み応え有りすぎ〜
しかし、時間を忘れて夢中で没頭できる本でした。
雪が降りしきるある日の朝、
いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。
開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。
凍りつく校舎の中で、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。
でもその顔と名前がわからない。
あんなに衝撃的だったのに・・・どうして忘れてしまったんだろう・・・?
彼らの味方だったはずの榊先生はどこにいるのか
この世界(校舎)を作り出したものの正体は
自分の心の奥底に向かい合わなければならない高校生たちの運命は
青春期の諍いや葛藤、家族や友達との問題、
どうにもならない閉塞感を乗り越えて行く力を彼らは探して見つけたのだと思います。
ラストの風景を思い浮かべて微笑みが浮かぶ。そんな一冊でした。
『チーム・バチスタの栄光』 海堂尊
去年の大ベストセラー本です。当然だけど面白いよっ(*^^)v
映画にもなってDVDも出るらしい、絶好調だぜぃ(笑)
心臓外科手術を題材に、大学内の様々な人間関係、
複雑な事柄や謎が絡まりあう中で
問題の解明に無理やり引っ張りだされた愚痴外来の田口先生と
大臣官房付(って何?)厚生省職員の白鳥さん。
白鳥さんのキャラ、凄すぎ〜〜!←身近にいたら迷惑です(笑)
そして桐生先生の病気って私と同じなんだよね・・・
心が揺れてしまいました。
『Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークZ』 石田衣良
あはは、Yの灰色のピーターパンをすっ飛ばしてZ読んじゃった。
今朝の新聞にはどーんと、[・非正規レジスタンスの広告がぁぁ
っま、連作の短編集ってそこら辺こだわらなくっていいから好き〜〜(^O^)
またまたマコトくんが悩める少年たちのために
池袋のメインストリート&路地裏を疾走します。
タカシとの友情話も胸が暖かくなったけれど、一番好きなお話は
「バーン・ダウン・ザ・ハウス」自分の居場所を燃やしてしまった
少年の心の再生の物語です。やっぱりIWGPは最高〜〜〜!!
『幽霊人命救助隊』高野和明
ものすごく感動した一冊。実は3度目の再読です。
自殺しようとしている人たちの命を助ける救助隊のメンバーは
実は自殺した幽霊たち4人組。
設定からして絶対面白いじゃんねぇ〜
でも面白いって単語だけでは表せない深いテーマがもちろん存在します。
言葉では伝えられないもの・・・
言葉でないと伝えられないもの・・・
涙なくしては読めませんよぉ
『しゃばけ』畠中恵
またもや再読

これが面白いんだぁ〜〜。
時代小説のウェット感が全く無いっ(笑)
まるで爽やかな青春小説でも読んでいる感覚です。
病弱だけど、まっすぐで優しくて勇気もある大店の若旦那。
周りの人たちや妖たちから、無条件でものすごく愛されてるのがいい〜〜

若旦那命の佐助さんと仁吉さん←実は犬神と白沢というかなり強い妖。
この二人(?)の過保護ぶり、大好きだわ(*^。^*)

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