夏休みが始まり、衆議院が解散され、
皆既日食も終わり、戻り梅雨のような天気が続いています。
暑いよりはいいのかなぁ。でも被害も出てるしね。
今月は、省吾で心が埋まらないように本に逃げた気もします。。。
『おれとカノジョの微妙Days』 令丈 ヒロ子
児童書界のスター(たぶん・・・)令丈ヒロ子が書いた可愛いラブコメ。
料理人Kタローや若おかみは小学生!などと同じようにターゲットは
小学校高学年〜中学生←だけどおばさんも愛読者(笑)
美少年歴11年の庄司なぎさくんは、とある事情で女ばかりの三反崎家で
暮らすはめになります。
初対面で女の子に間違われちゃったなぎさくん。。。
カレーが食べたいだけの理由で女の子のふりをするなぎさくん←食欲って理性を奪うのね〜(笑)
それからの毎日は初体験の連続。
パンツの問題。家事の問題。ファッションの問題。そして・・・ふふ

ドキドキガールズトークが炸裂だよ〜ん←なぎさくんを中心に(*^。^*)
ピュアでちょっぴりおバカで、超けなげな、なぎさくんともえみちゃんにYeah〜〜
『ヨコハマB-side』 加藤実秋
横浜駅西口繁華街・ビブレ前広場で行き交うさまざま人たちの物語。
ティッシュ配りのおねーさんや、見習美容師さん、
屋台の脱力系お兄さん、お笑い芸人の卵etc・・・
主役はちょっぴりトホホな若者たち。
そして彼らの話題の中心に君臨するプチテロリスト「パニッシャー」
いやぁ、なんせビブレだからさ〜(笑)
港北区のアユムくんが栄区のユカリちゃんを田舎者扱いするとこなんて超笑えますぅ。
埼玉出身のチハルちゃんが山下町在住の山田に嫉妬してるのも面白い〜。
まあ、自分たちの居場所を愛するって素敵なことだよね(^−^)
『怪人二十面相・伝』 北村想
昨年映画になりましたが、原作は1989年に書かれたものです。
江戸川乱歩が生んだ世紀の大怪盗「怪人二十面相」
昭和初期の東京を舞台に、二十面相の誕生、
名探偵明智小五郎との華やかな対決が明らかにされます。
主役の二十面相の魅力が満載!
太宰治まで登場させてるとこがサービス精神旺盛だわ(笑)
何にも期待しないで読み始めたけど、めちゃめちゃ面白かったで〜す。
『朝日のようにさわやかに』 恩田陸
またもや恩田陸(笑)定期的に恩田陸(笑)
恩田陸には珍しい短編集です。
内容は、ミステリー・ホラー・SF・ショートショートと盛りだくさん。
「水晶の夜、翡翠の朝」ではなんと「麦の海に沈む果実」の
理瀬ちゃんの相棒(?)ヨハンくんが登場!
天使の微笑で邪悪なラストをより鮮明に彩っています。
やっぱり恩田陸は怖いのでした。
黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿』 篠田真由美
ついに届きました!
桜井京介の事件簿シリーズ本編第14作。
前作『一角獣の繭』で行方不明になった桜井京介。
時は遡り、神代教授と京介の出会いの物語が綴られています。
北の果てに建つ「久遠家のお館」に軟禁された神代宗。
そこで生き物とは思われない美しさをまとった一人の少年と出会う。
館の秘密、数々の悲劇が解き明かされてはいますが、
本当の意味での京介の謎はまだそのままです。
最終巻では蒼と深春が必ず京介を探し出して
一緒に正月を迎えてくれると信じて・・・
『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎
これまた映画になってますねぇ。
銀行強盗犯が逃走中に、あろうことか同じく逃走中の
現金輸送車襲撃犯にせっかくの「売上

」を横取りされてしまいます

このままですむわけがないじゃんねぇ(^^ゞ
奪還作戦開始!
伊坂さん、相変わらずハイテンポで洗練されてるぅ〜!
どうやらこの4人組の活躍には続編があるらしい。
要チェックよ〜〜!

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