出かけることも多かったけど、夏は読書の季節です。
毎年本屋さんでこんな冊子を見かけたことありませんか?
集英社文庫・はじまり。ナツイチ
新潮文庫・新潮文庫の100冊
角川文庫・発見。角川文庫夏の100冊
内容は本の紹介。内外の名作から、現代売れっ子作家の作品まで多種多様。
これだけ読んでも満足できる私ってお手軽かもぉ・・・(笑)
そして、この本は読んだな〜とか、
おおっ!この本は面白そうだから要チェック〜〜とか
一人で盛り上がって楽しんでいます。
まだまだ知らない本がいっぱい

知らない本と出会える喜びは病みつきになるよ〜〜ん(^o^)
この夏に読んだ本を少しずつ載せてみようと思います。
『退出ゲーム』 初野晴
大好きな青春ミステリ短編集。この本も読後が爽やか〜。
主役は、廃部寸前の吹奏楽部のフルート奏者、チカちゃん。
そしてもう一人。チカちゃんの幼なじみで、ホルン奏者の上条ハルタ。
完璧な外見と明晰な頭脳を併せ持ったハルタですが、
たった一つ、ものすご〜〜い秘密が!←本人隠してないので最初からバレてます(笑)
回りの先輩や同級生(変わり者だらけ)に振り回されつつも、
真剣に難事件に取り組む二人の姿が眩しく清々しいよ。
「エレファンツ・ブレス」重く深い歴史の鎖に涙が滲みました。
『となり町戦争』 三崎亜記
第17回小説すばる新人賞受賞作
ある日突然に、町役場の広報誌でとなり町との戦争が始まったことを知った僕。
だが銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平凡な日常を送っている。
しかし広報誌の戦死者の数は確実に増えていく。
そして届いた一通の任命書「戦時特別偵察業務従事者の任命」
過去の戦争のイメージとはかけ離れた、すべてが行政サイドに管理運営される
現実の戦争に確実に足を踏み込みながらも、それを実感するすべを持たない僕。
自分がもしも僕の立場にいたら、戦争を否定できるのだろうか・・・?
『モップガール』 加藤実秋
写真撮り忘れちゃったぁ(^^ゞ
天職を求めて転職を続ける桃子ちゃんの就職先は
事件・事故(訳あり)現場の後始末専門掃除会社でした〜〜!
犬命の動物アレルギー社長(声はセクシー)に、ナイスバディのアゲアゲ美希ちゃん、
小劇団で役者をやってるなりきり重男さんと、ルックス良、性格悪の翔くん。
健気に前向きに仕事に取り組む時代劇オタクの桃子ちゃんですが、
もれなく事件解明のカギが無意識に身体に反応しちゃうんだねぇ(^^ゞ
何にも考えずに借りた本だったのだけれど、面白かったっ!
もともと映像用のストーリーとして発表された作品らしいです。
そんなドラマあったっけ・・・?←テレビに疎い私
『虚空の旅人』 上橋菜穂子
新ヨゴ皇国皇太子となったチャグムと、星読博士シュガが主役です。
いよいよチャグムも海外進出!
隣国サンガルの即位儀式に渦巻く陰謀。
生贄になる運命の不思議な少女、正義と信念を貫く一人の王子、
漂海民、南国からの呪術師、国政を陰で操る王家の貴婦人たち。
なんだか話が大きくなってきたなぁ〜←大河ドラマのよう(笑)
でもって、チャグムはやっぱりいい&シュガも好きだぁ(*^。^*)
『神の守り人ー来訪編』 上橋菜穂子
女用心棒バルサ復活〜〜!
今回の舞台はロタ王国。
王国建国の伝説にまつわるおそろしき神(タルハマヤ)を
身に宿した美少女アスラは、神の子か?災いの子か?
バルサ、やっぱりかっこいいよ〜〜!!
タルの民、ロタ王家、カシャルが入り乱れる壮大なストーリー。
バルサはアスラを守りぬけるのだろうか?
慌てて「帰還編」を借りに行かなきゃ(^。^)
『神の守人ー帰還編』 上橋菜穂子
アスラという一人の少女に<来訪>した「神」と
人々がどのように向かい合いそして、
アスラの人としての魂がどんなふうに<帰還>するのか・・・?
姿を消したシハナは、これからのバルサの道に
立ちふさがりそうな予感がします。
淡い紅に揺れるサラユの春の香りが忍び込んでくるような
物語の最後でした。
『クジラの彼』 有川浩
あとがきの冒頭文章
いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!
っと、開き直ってまとまった本だそうーです(笑)
いやぁ、さすがラブコメ書かせたら日本一の有川浩!
胸キュン満載指数、危険水域〜(*^。^*)
「国防レンアイ」いいわぁ。
このいけそうでいけないギリギリのライン(笑)
浜田省吾の「彼女はブルー」がダブるのは私だけ?
今回『海の底』『空の中』の番外編、スピンオフという作品が
三作もあったので、本編チェックしなくっちゃねぇ←順番逆だけどぉぉ

0