もう落ち着いて本なんて読んでる余裕ありませんでしたぁ〜。
だってコンサートのツアースケジュールはなかなか発表にならない。
でもって、頼みの会報も我が家に届いたのは月曜日の夕方

やっとON THE ROADが動き始めます。わくわく

省吾に会いたいよ〜〜

おっと、その前にチケット争奪戦に勝利しなくっちゃ
読んでたのは児童書ばっかり〜〜(笑)
『シノダ!チビ竜と魔法の実』 富安陽子
図書館の児童書コーナーではるちゃん用に借りた本。
あまりにもはるちゃんがど〜〜っぷりハマって読んでいたので
どのようなものかしら?とページをめくってみたら・・・
めっちゃ面白いじゃん?!←私って本選びのセンスあるわ〜(笑)
信田家=のんきなパパ、明るいママ。そして元気な三人の子どもたち。
ごく普通の家族には実は重大な秘密があったのでしたぁぁ
月夜に鬼丸にくっついてやってきてお風呂場に住みついた雲竜の子ども。
ハッカドロップが大好きなチビ竜はたちまち家族の人気者になります。
でもねぇ、ちっちゃくっても一応竜だし・・・ペットにはしておけない・・・
さらにやっかいの根源、夜叉丸が薬師の森から持ち帰った石と種から
大騒動が巻き起こってしまうのですぅ〜!
三人の子どもたちはキツネ一族から不思議な力を授かっています。
キツネ一族?そうなんです!
信田家の秘密・・・それはママがキツネだということなのです〜!!
ねっ、面白いでしょ(^。^)
『シノダ!樹のことばと石の封印』 富安陽子
シノダ!シリーズ第2弾。児童書なのに365ページの大長編。
人間のパパとキツネのママから生まれた三人のこどもたち。
”風の耳”を持つユイ、”時の目”を持つタクミ、”魂よせの口”を持つモエ。
古い箪笥の開かずの引き出しが突然開き、兄妹をのみ込んでしまう。
時空を超えて呼び寄せられた場所は金色のドングリが実る三申山。
石に変えられた人たちと、石の工と入れ替わったお館様を元に戻して、
磐座の神の呪いを打ち砕くことが出来るのでしょうかぁ?
最後にパパとママが大冒険の顛末を優しく聞いて、
話の解説したり統括してくれるので謎解きのように、話の骨格が鮮やかになります。
小豆大福くんとゼンザイきなこさんの結婚に思わず一緒に笑い、
信田一家の目の前に広がる未来や新しい物語に思いを馳せるのでした。
『シノダ!鏡の中の秘密の池』 富安陽子
シノダ!シリーズ第3弾。騒動の種を持ち込むのはいつも
ママの親戚(キツネ一族)のはずだったのに、
今回はおばあちゃん(パパのお母さん=人間)から送られてきた
古い鏡から妖しい出来事が次々に起こります。
パパが子どもの頃に出会った一人の男の子の正体とは・・・?
懐かしく、キラキラした思い出。
月日が流れ失ってしまったものへの追慕を思い起こさせてくれるような
淡い切なさが漂う読後感がいいです。
それにしても、鬼丸じいちゃん!お土産に藁人形(呪い付き)は止めようよ〜(笑)
『シノダ!魔物の森のふしぎな夜』 富安陽子
シノダ!シリーズ第4弾。
魔物が出るという言い伝えがある森で、子どもだったパパとママ
イッチとサキが初めて出会った不思議な夜の物語。
昔から伝わる古いわらべ歌の本当の意味とは?
魔物を封印するための方法とは?
仲間とともに知恵を絞り助け合い、夜の森での大冒険!
いやぁ、児童書の王道パターンど真ん中のストーリー展開ですねぇ。
そして、イッチとサキの初恋物語でもあるのです。
忘れ草にも負けなかった恋心・・・素敵だぁぁ〜

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