さぶいぃ・・・
ヒートテックの重ね着&重ね履き
靴下を脱ぐのはお風呂の時だけ
それでも手足の先が冷えてしもやけができるってどうなの??
今朝は生姜湯(はちみつ・レモン入り)を飲んでみました。
あったまるぅ〜

仕事の後は授業参観。
コメコメ大作戦(社会科で収穫した米作りの集大成)という
体育館全部を使った、展示やスライド、劇や紙芝居や
自然保護レポート、ご飯やぬか漬けの試食など多種多彩なイベントでした。
そして、やっぱり体育館はさぶかったぁ
今回はこの四冊←またまたジャンルがめちゃめちゃ〜(^^ゞ
『ばら色タイムカプセル』 大沼紀子
13歳の家出少女・奏が助けられた場所は海に近い不思議な老人ホーム
「ラヴィアンローズ」だった。
年齢をごまかして働き始めた奏は施設内の薔薇園の恐ろしい噂に行きあたる。
奏ちゃんのまっ白な髪の訳。
プロ乙女さんたちの素敵な言葉の数々。
登起子さんのお母さんの涙と叫び。
山崎くんと奏ちゃんの曇りのない純粋な想い。
遥さんの薔薇に捧げる狂おしいまでの情熱。
田村くんの父への葛藤。
どのシーンにも大事なものが詰まっていました。
老いるということは切ないけれども、
愛おしいことでもあると信じていたいです。
『親指の恋人』 石田衣良
タイトルの親指が示す意味は、携帯のボタンを押すあの親指のことです。
スマートフォンが主流になっていけば、親指は人差し指に変わるのかもしれません。
六本木ヒルズに住む大学生澄雄とパン工場の派遣工員ジュリア。
出逢うはずのない環境で暮らしていた二人が携帯の出会い系サイトで知り合った。
二十歳の純粋な愛は、現実の壁に阻まれ、歪められてゆく・・・
久しぶりに読んだひたすらお互いを愛する悲恋小説。
破滅に向かって進むしかない、二人の悲しみ、苦悩が胸に迫ります。
でも、だけど・・・子どもを持つ母として、この結末はあまりにも悲しすぎます。
日本に確実に存在する格差社会の壁。
彼らの未来を取り戻す方法は本当に無かったのでしょうか?
『水魑の如く沈むもの』 三津田信三
刀城言耶シリーズ最新刊。またもやおどろおどろしい表紙ですぅぅ。
終戦間もない奈良の波実の地で、村人たちの畏怖と信仰を集める水魑様の存在。
雨乞いの儀式にまつわる伝説が物語を不気味に妖しく彩ります。
湖全体を完全な密室に見立て、伏線を見事に張り巡らし事件を組み立てる力量は本物です。
ただ結末には釈然としない思いも残りつつ・・・
小夜子と正一はどこに行ったの?
いくつかの謎は投げ出されたまま、村は水魑様の呪いのように濁流にのみ込まれます。
っま、この本の謎の全てを科学的に解明されちゃうのはとっても味気ないけどねぇ。
『RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた』 荻原規子
RDGシリーズ第三巻。
真響と真夏の故郷、戸隠で合宿をすることになった泉水子。
初めての経験に胸躍らせる泉水子の回りでは、
生徒会、SMF(宗田真響ファンクラブ?)=日本史研究会、高柳一条の
それぞれの思惑が渦巻いていた。
真夏の愛馬タビが危篤に陥り、大きな災いの岩戸が開く。
泉水子ちゃん本人は相変わらず真っ直ぐで純真なんだけどねぇ。
周りのみんなが曲者揃い・・・(^^ゞ
ゆっくりとした時間の流れの割には、本の分量少なくない?
やっと本題に入って面白くなってきたと思ったらもう終わり。
次回に続くのは分かるけど、もう少し一冊ごとに盛り上がりと
内容の収まりをつけてほしいなぁ。
このペースで、シリーズ完結出来るのでしょうかぁ←勝手に心配

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