9月ですねぇ〜。
一箇月も更新をさぼってしまった。。。
っま、夏休みだったってことで(笑)
台風の被害が大きいですね。
テレビニュースの災害現場画面を見つめるのが辛いです。
これ以上の被害がどこにも出ませんように。
津波やら台風やら、今年の日本は水難の相なのかな。
今週末には省吾の秋ツアーが始まりますねっ

省吾元気かな〜〜

新しくセットリスト入りするのはどの曲かな〜〜

あれこれ思うだけで幸せな気持ちになれます。
省吾との再会を楽しみに元気で笑顔で暮らしていきたいなっ
本、ぼちぼち読んでました。
今回はこの4冊。
『真夏の方程式』 東野圭吾
ガリレオシリーズの長編第三作目。
夏休みに伯父さんの経営する海辺の旅館に滞在することになった少年、恭平。
そして偶然同じ列車に乗り合わせ、その宿にやってきた湯川。
時を同じくして、海で発見された男性遺体。
自分から事件に近寄ろうとしない湯川が初めて意識的に動き始める。
解き明かされる悲しくも残酷な事実の数々・・・
これからの人生において大きな傷を背負う事になった恭平くんの将来を
湯川は見守ってゆくのだろうな。と強く感じました。
この本は、真夏に読んでこそ浸れます。
頭の中に玻璃ヶ浦の景色に溶け込んだ湯川と恭平の実験風景が
鮮やかに浮かび上がります。
『ピースメーカー』 小路幸也
「東京バンドワゴン」の作者が描く70年代青春小説!
時は1974年〜1975年
場所はどこかの地方都市の中高一貫校の中学校放送部
文化部顧問と体育部顧問の権力争い・通称(カンタマの戦い)に
平和をもたらした伝説のピースメーカー・みーちゃん。
5年後、風前の灯火だった放送部に良平が入部してくる。
姉・みーちゃんの後を継ぎ、二代目ピースメーカーの任務を遂行するべく!!
ストーリーも温かくて、なおかつノスタルジック。
1974年といえば・・・リアルタイムで自分の中学生時代そのまんまじゃーないですかっ!
そそ、だるまストーブでお茶沸かしてたよね。とか
うんうん、学校でフォークソングは許可だったけど、ロックは不可だったなぁ。とか
も〜過去を振り返りっぱなし(笑)
章のタイトルに取り上げられている楽曲を耳が覚えてるのも絶妙のスパイスになってるね。
よーするに、1970年代に中高生だった人には懐かしくて
平成生まれの若い人にとっては昭和が味わえるレトロ感覚な青春小説なのです。
『ARE YOU TEDDY?』 加藤実秋
”ほっこり”を愛する24歳のフリーター和子。
ある日、代官山のフリマでクマのあみぐるみに一目惚れ!
さっそく買ってミル太と名前をつけたけど・・・
なんと!そのクマには殉職した刑事(康雄55歳)の魂が宿っていたのでしたぁ!!
そんなこんなで和子は嫌々、康雄が関わった事件の捜査をすることになります。
犯人探しももちろん面白いけど、半端なく笑えるのが、イマドキ女子の和子と
親父度MAXのクマちゃん(康雄?)との噛み合わない会話。
どんどん和子ちゃんが逞しくオヤジ臭く(笑)成長していくのが
とっても楽しいです。
そして、東大出のイケメンキャリア、冬野さんのキャラの濃さ・・・爆笑〜!
和子ちゃん、嫌がりながらもトキめいてるし、付き合っちゃえば〜〜(*^_^*)
『神様のカルテ2』 夏川草介
ベストセラーになった神様のカルテの続編。
今作も信州の厳しくも美しい四季の景色が鮮やかに浮かび上がるように
物語が始まります。
本庄病院に着任してきた旧友の進藤先生(医学部の良心)の医師としての行動に
違和感や戸惑いを覚える栗原先生。
そして辛く重い悲しみが訪れます。目の前が何度もにじみました。
夏目漱石かぶれの一止のほのぼの口調と、とんでもない行動力。
古狸先生と大狸先生の魂と魂の友情。
トヨさんとマゴさんに教えられた夫婦の姿。
そうなのです。大狸先生の言葉通り、
この物語は、医師の話ではなく人間の話そのものなのです。

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