関東はインフルエンザの流行真っ最中ですが、
我が家では先週、だんなさんがノロウィルスで寝込み、
しっかり自分にうつり、吐き気と腹痛に苦しみました。
点滴なんかもされたー
お粥とポカリからどーにか復活です。
普通食って豪華〜〜(笑)
隔離中の部屋に省吾(DVD・本・写真集・会報)だけは連れ込んでおりました
手洗いうがい、マスクでいろんなばい菌を寄付けないように
気をつけなくっちゃねぇ。
冬休みに読んでいた本〜〜
『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』 奥泉光
2〜3年前にテレビドラマ化された本らしい←テレビに疎くって見てません。
表紙だけ見るとめっちゃスタイリッシュよね〜〜。
ところが中身は大違いっ

一応ジャンル的にはミステリーだと思うのですが、
文章のほとんどは千葉の下流大学教員、桑幸がいろんな場面で
発する心の声。
もうね、これが最高にお馬鹿!
自虐的過ぎて可哀想を通り越して、ひたすらくだらなくて笑えます。
そんな桑幸の研究室を部室にする文芸部のみなさんたちが
これまたとんでもなく不思議で面白い〜〜!
桑幸は文芸部員たちに遊んでもらってる状態?!
いやぁ、表紙と中身は大違いって見本のような本でした(笑)
『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日』 荻原規子
RDGシリーズ第5作。
これまでゆったりと物語が進んでいて歯がゆかった部分もありましたが、
今作で、一気に物語に弾みがついた感があります。
学園祭前日から学園祭の一番の見せ場、八王子城攻めに見立てた
合戦ゲーム(バックギャモン)までの濃密な三日間が緊張感のある文章で綴られています。
激しさを増す宗田(戸隠忍者)派と高柳(陰陽師)派の対立の中で
泉水子と深行の二人はどんな行動を取るのか?
お互いにお互いを想い合うが故に口に出せない言葉。
二人を取り巻く世界は限りなく大掛かりに複雑に広がってゆくのです。
それにしても・・・あんな状況でも超上から目線で
ポジティブに環境に順応できる高柳・・・ウケましたぁ。
『ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜』 三上延
本屋さんで必ずお勧めのコーナーに平積みされている話題の本。
表紙の栞子さんが美人なので借りてみました(笑)
鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」
店主は若く美しくそしてとっても人見知り。
でも、古書の知識と本に対する愛情では誰にも負けません。
彼女は店に持ち込まれる古書に関する謎と秘密を
鮮やかに読み解いていきます。
本が読めないトラウマを抱える大輔の祖母に遺本にまつわる出生の秘密。
女子高生が本を盗んだ理由。
大切な本を売ろうとするお客さんの本心。
貴重な秘蔵本、太宰治「晩年」を巡る栞子さん襲撃犯と
古書堂放火犯を突き止めるための仕掛け。
ひとつひとつの作品が読みやすく尚且つ読み応えもあります。
また読みたいシリーズ物が増えちゃったぁ
あ、そーいえばドラマが放送中ですね。
なぜにあのキャスティング?←以下自粛・・・

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