放送からもう三日も経ったのですねぇ。
90分間、テレビの前にいただけなのに
インパクトの大きさを未だに引きずっているような感覚です。
28日夜・・・
普通の顔を装いながら時間とテレビが気になる私。
んん、パパが池上彰さんの番組を見てるけど、
それが終わるのと、省吾が始まるのと、同じ位のタイミングなのよねぇ。
最初から見たいぃぃ。
心の準備のためにも私にチャンネル権をちょうだ〜〜い!
もう、ガマン出来ないっ!
「省吾が始まるから変えるね」 ピッ
最初からこーすればよかったじゃん(笑)
パパはひっそ〜りフェードアウトしていきましたとさ。
画面に雲が流れ、砂漠を歩く省吾が小さ〜く登場。
ここで、番組タイトルにもなっている「僕と彼女」が始まったのも
予想外でしたが、本当の衝撃はその後でした。
街頭テレビに映る一頭の白くま(しかも二足歩行)
これってまさか?まさかぁぁ?!?
白くまの中から現れたのは浜田省吾さんご本人。
お・驚いてなんかないもん←ウソ(笑)
とにかく白くま省吾くんのオープニングコメントから
省吾12年ぶりのテレビ放送はスタートしたのでした。
いつも見ているDVD映像が、文章や写真、字幕の編集効果で
違った一面や深い印象を遺していました。
内藤さんの写真の中で歌われる「PAIN」
泥にまみれたランドセルやドーナツ盤レコード。
瓦礫の中に灯る灯り。
ただただ言葉も無く涙が溢れました。
田家さんと省吾=白くまパペットの会話やスタイルにも
いろいろなメッセージが織り込まれているのではないか・・・と思われます。
省吾ってたいていはストレートでシンプルな表現をしてくれるけど、
時々分かりにく〜いひねりや、解釈をゆだねるようなこともするもんね。
そんな小難しい事はさておき、あの白くまパペットは可愛い〜!
動物園のショップとかで探したら類似品が見つかるかも(笑)
迫力の映像に加えて、更に番組に厚みを加えていたのは文字情報の多さ。
真剣に画面を読みました。
画面を見るじゃなく読む。
頭、目、耳、五感全部を使っての
テレビ視聴ってなかなか経験できるものじゃありません。
そして最後に驚かされたのは「僕と彼女」がフルコーラスではなかったこと。
時間の制約なのか、制作や構成の意図なのか・・・?
いつか、何かの機会に省吾が話してくれるかもしれないね。
DVDからの音源ではないアカペラの「君を守りたい」を聞いてから
あのフレーズが頭の中で繰り返されています。
省吾の思いがテレビの音楽番組の枠を超えて伝わっているといいな。。。

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