新春かるた大会の取材テレビカメラの中でお仕事したり、
長女が風邪ひいて咳のし過ぎで肋骨がひび割れたり、
次女が職場体験でズーラシアに行って両足の指にしもやけ作ったり、
真冬バージョンの日常が続いています。
今回は少しづつ再読しているこのシリーズ本
『風の海 迷宮の岸(上)(下) 十二国記』 小野不由美
「十二国記」シリーズの最新刊『丕緒の鳥 』がなんと12年ぶりに刊行されました。
十二国記のブランクが12年・・・まさか計算じゃないよねぇ
早速図書館に予約!
最新刊が届く前に、むか〜〜しの十二国記を再読しよう
というコンセプト←ただ内容を忘れてるだけ
で、5冊まとめて借りてきました〜。
今再読しても、ライトノベル扱いされるのが申し訳ないくらいの
克明な異世界描写や、深い心の葛藤や闇、
王と麒麟との切ないほどの関係が緊張感と奥行きを持って描かれています。
本書は泰王と黒麒麟の出会いの物語。
ただ十二国記は奥が深いのよ〜!
外伝というべきか、本編というべきかホラー色MAXの
『魔性の子』の高里要が泰麒なのですから。
次はどこの国に向かおうかな?
『月の影 影の海(上)(下) 十二国記』 小野不由美
十二国記シリーズ本編第一作。
会る日突然、「お迎えにまいりました」と高校から連れ去られた陽子。
彼女を連れ去ったケイキと名乗る若者は姿を消し、
地図にない異界で、当てもない孤独な旅が始まります。
とにかく上巻はひたすら暗いです。
妖魔との陰惨な闘い、不安と怒りをあおる蒼猿が現れ、
信じた人には裏切られ。
でもね、下巻のたどり着くまでのガマンだからね〜(笑)
友、楽俊に巡り合ってから、陽子の運命が大きく動き始めます。
再読だけど、面白い本はやっぱり面白いのです。
『図南の翼 十二国記』 小野不由美
王不在の恭国は妖魔が現れ、土地は荒れ、混迷の道を進んでいる。
豪商の娘として何不自由なく育てられた十二歳の珠晶は
蓬山を目指すことを決断します。
気の遠くなるような長く困難な旅を頑丘、利広とともに続ける朱晶。
自信家でお嬢様で意地っ張りで生意気だけれども、まっすぐで素直で利発。
そして彼女はへこたれないのです。
私利私欲でなく世の中を考え、自分を信じて歩いていく。
それこそが彼女の持った王気なのだと思います。
ラスト近く、黄海の天仙、犬狼真君が絶体絶命の二人を助けます。
この人(仙?)があの子なんだよねぇ〜←詳しくは「風の海 迷宮の岸」をどーぞ
『東の海神 西の滄海 十二国記』 小野不由美
十二国記シリーズ第5作。
今回は雁国に尚隆が国王となってまもなくの話です。
この一見ちゃらんぽらんで不真面目に見える王が
後にとてつもない名王になるんだよねぇ。
その片鱗はあちらこちらに光っています。
謀反を企てた元州のトップに延麒六太が拉致され、
尚隆は窮地に立たされます。
物語が進んでいくと共に、王と麒麟の絆の深さ。
国を任されたものの覚悟。
それぞれの主に仕える家臣たちの心の苦悩が
浮き彫りになっていきます。
雁王、尚隆の魅力が満載の一冊!
穏やかな冬晴れの週末。
友達同士で遠足に出かけました。
藤沢までは電車で、それから江ノ島まで歩きました。
3時間半! 約16キロ!!
いやぁ、我ながらよく歩いたわ〜〜。
はは、翌日は足の後ろ側がめっちゃ痛い。痛いぃぃ

この年(どの年?)になると足腰から弱っちゃうのよねぇ。
毎日こつこつ少しでも歩くように心がけたいですっ!
江ノ島大橋から写した夕陽。綺麗でした

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