先週土曜日の夜に、バイト先から「息を吸っても肺が膨らまない感じで胸が苦しい」と電話をかけてきた次男。
時計を見ると、17時半を少し回った頃。
かかりつけの病院は19時までやってるし、連休で月曜も休診だから今夜中に診てもらうため、事情を話して帰って来いと言った母(私です)なのでした。
診断は『気胸』。
背が高くてやせ型の若い男の子が罹りやすい病気なのだとか。
先生から、まさしくその特徴に該当するってお話されたのだけれど、
ん〜、そんなに背がある方じゃないんだけどなぁ。。。( ̄∀ ̄;)
レントゲンを見せてもらって説明を受け、連休に入ることと、
救急病院のその日の当直が呼吸器内科の先生だったこともあって、
その足で救急病院に行くことに。
気胸って良く知らなかったけれど、周囲に罹ったことがある人が居て、いろいろ教えてもらいました。
症状も「胸がチクチクする」ぐらいから命に係わるほど重篤なものまで、かなり幅があるようです。
次男の場合は、入院は免れましたが、2週間の安静と次に同じ症状があったらその時は即手術!と言われて帰ってきました。
丁度いいことに、先月免許を取ったので、ちょっとした移動も自転車から自動車にシフトしたところでした。
でも、日常生活を送りながらの安静って、かなり難しそうです(笑)
そんなこんなでバタバタしてましたが、DVDもしっかり観ています^^
そんな中で、
<君が人生の時>について感じたことを書きます〜
会場に居ても気付かなかった部分・Digestでは分からなかった部分を見ることが出来ました。
福ちゃんの周りでスタッフが慌ただしくしてたり、クラリネットの音色の主が分かったり。。
立てた人差し指をみんなに確認させながら省吾が登場し、メンバーが呆気にとられた表情を見せる中、ヘッドフォンをつけた省吾の口から
「Let's go!」と発せられ、小田原さんがカウントのイメージを刻み。。。
埼玉での
<君が人生の時> 最後の最後に来て不測の事態が起きてしまって、
ステージの上と下と、メンバーもスタッフも、きっと全員が身体じゅうを耳にしてその瞬間(とき)を迎えたのだと思います。
バッチリ音が出た瞬間の、省吾の表情が雄弁に語っています。(//∇///)
私も吹奏楽部だったので、あの人差し指を立てた「1」の意味は、棒を振ったそのカウント(一度)で出てね!っていう事かなぁとか、あれこれ考えてしまいました。
イントロ部分で聴こえてきていたクラリネットの音色は、作られたものだと思ってましたが、あの日、福ちゃんひとりになっちゃってそれは無理だなと思っていたら・・・
ukoちゃんの足元にsaxが置かれてて、手には違う楽器が。。。
―――もしかして??―――
答えは、その後のガッチリ握手をする場面にありました。
その時のukoちゃんの手にはクラリネットが。
音色の主は、ukoちゃん、生音だったのですね〜^^
照明は、シンメトリーにプログラミングされていて、それが余計に、そこに居るはずだった人たちが居ないことを浮き彫りにしていました。
福ちゃんの方はというと、弾き始めからワンフレーズほど遅れて照明が当たり。。。
歌い終え、上手側の客席に手を振って「あっちにも行くね」的なことを言いながらステージ下手まで走り抜け、中央に戻って最初と同じようにメンバーに注目を促して指揮棒で〆る。
「どうもありがとう!」って言う前に、全身で
【きゃは!】って表現してるように見える瞬間のマイクは、オフの模様。。。う〜ん、残念っ!
そんな、イレギュラーな出来事も全て味方にしてしまう圧巻のステージの一部始終が、今、私たちの手元に。
そこには、その場の音であり空気感であり温度や情熱、それに、何よりその空間に居ることが許された幸せが。。。
そして、それら全てをひっくるめたこの時の省吾の歌声が音が歓声が、何も足さず何も引かず、一つも漏らさずにDVDに焼き付けられている。そう感じました。
この一曲だけでも、何度リピして涙したことか・・・
<君が人生の時>は、ツアーの全編を通じて歌われ、特に後半では本編に
<PAIN>が入り、Wアンコールの締めくくりの曲になりました。
♪夢から覚めても また 夢追いかけてる♪
そう歌い替えられた詞。
思えば、【セイ!ヤング】のエンディングも
<家路>ができるまではこの曲でした。
♪ TIME OF YOUR LIFE ♪
もう少し、考えてみようと思います。