昨日、初めて能登空港に降りた。
まだ、行った事のない空港は沢山あるんだろうな?と思いながら降りた。飛行機が高度を下げ雨雲を抜けると、薄っすらではあるが左側に日本海、右側には富山湾、能登半島は紅葉真っ盛り・・・天気が良かったらどんなに気持ち良いんだろう?と思いながら初めての能登空港に降りた。
気温6℃、冷たい雨。寒い!!
観光に来た訳ではない。30年来の友人のお墓参りをする為。一行は浜田本人と町支くんと新川くんの4人。出迎えはFOB企画社長の藤田くんと友人の岡崎くん。開口一番「寒いです。長靴を買い込んできましたから・・・」。僕たち4人は「はぁ〜????」
車に乗り目的地の青森家のお墓まで向かう。能登有料道路を抜け、日本の田舎って感じの長閑な山間の村落を抜けて行く。途中の気温は4℃。約1時間弱で目的地の志賀町富来に着く。辺りは暗くなり始め、冷たい小雨が降っていた。車一台しか通れない農道に車を止め、早速全員ゴム長に履き替え、人一人しか通れない小道を登っていくと、森の中にポツンと立派なお墓が一つ。青森家代々のお墓。何か感慨深いものがある。
早速、お花をお供えし、ロウソクの火を燈し、線香を点け準備が整ったところで、浜田の一言「お酒はぁ?」。その場の全員が「????」。お酒を忘れたことに気づく。そうです、青森さんはお酒が大好きだったのです。全員が「ゴメンね、青森さん」と言いながらお墓参りを済ませた。
帰りの車の中でも食事の時でも青森さんの思い出話しで盛り上がり、ただただ、お酒を忘れたことを悔やむ一日でした。いやぁ〜楽しいお墓参りでした。「青森さん、ありがとうネ」
青森 均。FOB企画の前社長。3年半前に亡くなる。浜田省吾のデビュー当時から見続け、浜田省吾を本当の意味で愛してくれていた人でした。全国のプロモーターの中でも突出したキャラクターの持ち主でもありました。深くは書きませんが・・・
私事ですが、彼が亡くなる1時間前(深夜2時過ぎ)に彼からの突然の電話があり、何故か仕事の話ではない昔の話をしたと言う事もあって、本当に感慨深いものがあります。今回、念願のお墓参りにも行けたので一区切りがついた感じがあります。でも、青森 均は皆の中に生きています。本当に沢山の思い出をありがとう。
3週間ほど前に、浜田に「青森さんのお墓参りに行こうと思ってるんだけど、浜田は行く?」と尋ねた時に「俺も行く!」と言った時は驚いた。嬉しく思った。
しかも町支くんまで・・・
二人ともありがとう!
青森家お墓を出た所でパチリ!
浜田本人、町支くん、FOB社長藤田くん、岡崎くん、青森さんの弟、達彦さん。
全員ゴム長を履いています。