11月27日 長野県松本文化会館
11月26日の夜、ふと思い出したように気がつく 「ああ、そうだった! 明日は省吾のライブではないか!!」なぜだろうか? ま、まさか誰にも負けないと自負していた浜田省吾に対する気持ちが弱くなったのか!?浜田省吾のライブといえば、人生の中において何よりも大切なイベントではなかったのか??ライブの数週間前になれば指折り数える日々が始まり、2、3日前になると眠れなくなったりしたはずだが・・・原因は明らかであった どうやら結婚とやらをするらしいのだ 誰が? 私がである多少の仕事の忙しさくらいでは浜田省吾のライブのせまるのを忘れるなどという「失態」はしないのだが、今回のこの障害が相当に手強い 企画〜打合せ〜準備〜 3コードが、続くよ永遠に♪私の頭はすでにメモリー不足のフリーズ寸前であったのだそうは言っても、やはり私は敬虔な浜田省吾様の信者 今朝はバシーっと目を覚まし、瞳の中少しずつ死を運び込むような仕事をちゃちゃっと片付けて サイドシートには影かと思いきや、私の洗脳にまんまとはまって浜田省吾様の信者となり、勢いあまって私と結婚するハメになってしまった彼女を乗せて松本を目指す会場に入り周囲を見回すと うーむ。確かに年齢層が高めかも(私も人の年齢をどうのいえる年齢ではないが)でもね、みんなイイ顔してるんだよねぇ 期待感を秘めてる人 期待感丸出しの人 いいなぁライブ直前の空気ステージが始まったよ! 自分も血が激しく循環し始めるし、体の周りを覆ってたカラみたいなのが砕ける感じ!浜田省吾は・・・やっぱ、すごいなと思う いきなりトップギアでアクセル全開になってますよ!軽い、かるーい なんなんでしょう?、あの華麗なステップは 惚れ直すってこのことだなぁしかし、アルバム「愛の世代の前に」のジャケットに書いてある 「 Born in 1952 」 って、ホントなの??ボーカルはもっとすごいぞ ああ、この声を聞くために俺は日々を生きてるのかもしれないなって思うオーディエンスの乗せ方もさすがです 客席の一体感 ステージと客席の一体感 自分達の周りの人達は他人です 少なくとも浜田省吾のステージを観に来たってことは共通なんだけどね、でも、その他人の集まりを他人じゃなくしちゃうの いろんな場面で我々の結びつきを強くしてくれます会場の中の全員が楽しいから、楽しさ度が無限大なんですよねぇ ステージの上の最高級のバンドは、ほんとに最高級ですねロックナンバーの時は、浜田省吾のボーカルを核にして全員の音が固まりになって体に襲いかかってくる感じ 押し返すのがとても大変 でも、みなさん余裕?があって楽しそーにプレイしてるんですよね〜バラードの時はですね、こちら側にも多少余裕ができて 歌に聞き入るのは当然なんですがバンドの皆さん個々の楽器の音を探すのがとても楽しかったですアリーナの時ももちろん素晴らしいサウンドだったし、会場がホールになったのあるかと思いますがほんとに「熟成」が進んだって感じで酔いしれましたあの曲のイントロが始まると、うれしいんだけど切なくなります 「そんなに時間たっちゃったの?」これは私の人生の中の七不思議に絶対入ると思われるんですが、省吾のライブの時だけなんでこんなに時間が過ぎるのが速いんでしょうか?ライブが終わってみたら、シャツは汗で湿っぽいし声はガラガラだし掌も熱いすっかりいつものライブ後の症状が現れていて、冒頭の「浜田省吾信仰心薄れ説」は一蹴されました ホールから出るとき、後ろの人達が「初めてだったけど、楽しかったなぁ すごいなぁ、浜田省吾って」 だって心の中で「そうでしょう、そうでしょうとも」と思いました 自分も20何年か前に同じこと思いましたよきっと、こうやって浜田省吾を必要とする人達が世に増えていったんでしょうねぇ「存在していることを感じる」今回もいろんな事を感じました 上昇する体温 叫べばそれなりにでる声 いくらでも出てくる歌の歌詞 体全体で音楽を聴く喜び隣の席には大事な人 ステージの上には浜田省吾とバンドの皆さん なんとか日々を生きてる自分また明日から頑張れそうです しかし、浜田省吾って存在が無ければ今の自分て存在したのかな???浜田さん、バンドのメンバーの皆さん、スタッフの皆さん、今回も特上のステージをありがとうございましたまだまだツアーは続きますが、どこの街でもベストなライブが出来ますように祈ってます。
PS.例の結婚の準備で身の周りの物の整理に追われてます FC会報が特に大変ですいちいち読み返しちゃって作業が進みません!
Q&A BOOK 「ALL ABOUT SHOGO HAMADA A」の6・8ページに 冬の市街地を見下ろす写真がありますが私はこの場所をよーく知ってます 8ページの写真の浜田さんがたたずんでる階段の足元ここは20数年前に、高校生だった自分が「生まれたところを遠く離れて」〜「Down by the Mainstreet」のカセットを部屋で聞いて 恋に悩んだり、人生とはなんなんだ?なんてやるせなくなったりして夜中にバイクに乗ってここまで来ては何時間も夜景を眺めていた場所です初めてこのページを開いたときには息が止まりそうになったもんですよちなみに 浜田さんが見下ろす先にある割と有名なのであろう仏教寺院で結婚式を挙げます勝手ながら、私と浜田さんとの縁を感じないわけにはいかない画像なのであります
オリ坊 40歳 男性 長野県