去年の周南、松山につづいて3度目のON THE ROAD 2006-2007。
この人たちはホントにいつまで若いつもりなんだろう。全国各地で乙女の生き血でも吸いながら旅しているんじゃないかと思うぐらい、とにかくそのツヤっぷりに驚愕してしまう。ライブ終了後の楽屋でバスローブ姿の町支さんを見かけたが、まるで挑戦者を1Rで退けたチャンピオンのような誇らしげな後姿だった。
浜田さんのライブには、高齢となった・・・ではなくて恒例となった「年齢別調査」というのがあるが、浜田さんがライブで言われるように、それは、それぞれが積み重ねた年月が、それぞれのオリジナルであり、その人が今その時にそこに在ることにリスペクトするための企画である。「君がこの世界に生きていることにThank you!」
7月5日の夜、2階席からステージを見下ろしながら、今年40周年を迎えた広島の老舗R&Bバー・JAZZ FIVEのことを考えていた。岩国基地の海兵隊員たちがベトナムへ旅立つ前に訪れ、飲んで踊って暴れていた頃から40年。マスターは今年86歳。今でもサイコーにカッコイイ曲を回して、そして踊る…サイコーのステップで。というか、マスターは40年前、46歳でDJ人生をスタートさせたんだという事実に「!!!」。
この日、“イイ”おとなたちを、歌わせて、躍らせて、叫けばせて、&サイコーに笑わせている浜田さんたちを観ていて、やはりここはON THE ROADなんだと強く感じた。これまでとこれからをつなぐ、今、この時しかないON THE ROAD。この時しかないからこそ、永遠にも続くように思われるON THE ROAD。何歳になってもまだ道の途中だから、まだまだこれからなんだと思える勇気をまたもらった。このままだと86歳でON THE ROAD?「でも、そりゃ無理だぜ!」
次の広島は11月。多分また凄くなっていくんだろうそのステージ。次回は1階席で拳をふりげたいと思わせるロックロール&ソウルフルなライブ!教会でのゴスペルのように、すべての曲が祝福されていると感じてしまうライブ!
そういえば、メンバーだけじゃなく、スタッフの方たちも、去年から会うたびにどんどん若くなっている感じがする…やっぱりどこかで生き血を吸ぅっる??
広島エフエム放送 屋形英貴
広島FMの屋形さんには本当にお世話になっています。
毎年?ではないですが、年末に”高齢”の・・・いやいや”恒例”の浜田の特番は屋形さんの熱心さからくるものです。だから広島だけの特番が出来るのです。30年、20年前頃には各地の放送局に熱い!熱い!ハートをお持ちのディレクターの方がいらしたのですが、近年は少なくなりました。放送及び音楽を取り巻く形態が時代と共に変わってきていると言うこともありますが・・・。その様な中では屋形さんは数少ないディレクターのお一人です。
そう言えば、広島エフエム放送は今年12月で25年の誕生日です。おめでとうございます。これからも浜田及びON THE ROADを見守って下さい。宜しくお願いします。
ところで、今年の年末の特番はあるのでしょうか?
ROAD&SKY 岩熊