神戸は阪神淡路大震災の復旧工事で三週間行った街です。
鉄道が分断され不通だったので姫路のビジネスホテルやカプセルホテルを泊まり歩きながら、工事の現場指揮者として神戸に通いました。目を覆いたくなるような光景に囲まれての仕事は辛かったですが、多くの方々のやさしさを思い知った街でもあります。ボランティアの方が復旧工事の者にも「炊き出しを食べて行け」と勧めてくれたり、女子高校生がカゴに詰めたバレンタインのチョコを被災者・工事者問わず配ってくれたり、「復旧お世話になります!ライス大盛りにしとくわ」とサービスしてくれた弁当の移動販売のお兄さんなど・・・。復旧〜復興〜発展へと歩み続ける神戸でのライブ2日目に参加することができて本当にありがたく思いました。少し照れながら神戸の思い出を話す浜田さんがお茶目でしたね!今回イベンターの方のやさしさを感じたので少し書かせてください。浜田さんの楽屋入りのとき、浜田さんを待つみんなが居た場所と入り口シャッターは交通量の多い道路で隔てられていました。交差点付近でもあり、もし赤信号にでもなると停止した車のかげで浜田さんが見えなくなります。でも、浜田さんが到着されたときイベンターの方が道路中央まで出て、体を張って車やバスを制止してくださったのです。そのおかげで何の障害物もなく浜田さんの姿を見ることができました。ボクらファンは楽屋入りの浜田さんと会う時点ですでにライブは始まっていると思っています。そんな気持ちを察していただけたかのようなスタッフの行動は、浜田さんとイベンターの信頼関係があってのことだと思います。本当にうれしかったです、ありがとございました。
デイズ 44歳 男性 滋賀県