今日の酒田市民会館の舞台は日本では珍しい”切り床”式になっているらしく、普通のツアーとかでは使いずらい舞台です。
”切り床”とは畳一畳ほどの床が一枚一枚合わさって出来ていて、84枚を捲る事が出来ます。ヨーロッパではこの様な”切り床”式の舞台があるらしく、芝居とかミュージカルとかで使うらしいのですが・・・難点は仮設の床と同じく、重さに非常に弱い構造になっています。
日本にない舞台を作ってみたいということで、この様な舞台が出来たらしいのですが・・・この会館がオープンして一度も使ったことがないそうです。
今回は舞台下の奈落でグランドサポートの足のところに補強を入れないとセットの重量で舞台の床が危険らしいのです。
今月初めに数人のスタッフは舞台の下見に来ています。
また、昨日、舞台スタッフは補強の為に会館で作業をしています。ご苦労様です。
メンバーが安心して演奏を出来る為に・・・。

ステージの下の奈落ではこの様に補強をしています。

舞台エンジニアリングの責任者の矢野くんです。
彼は全会館の強度計算をし、図面を書き、このツアーの安全を保っているのです。
頼りになる男です。
ありがとう!矢野ちゃん。
14:07