トリプルアンコールの「日はまた昇る」が終わった。
僕は、ホールの後ろの方で多くのオーディエンスに混じって、しばらくは“感動”でぼう然としていました。
浜田さんのコンサートは…毎回…ホント毎回こうなんです。
どこかで読んだんですが、こんな文章がありました。
「音楽には通じ合う感触があります。人と人との回路が開けるようなところがありまして…
よろこびという感情が一番出るので…言葉も何もわからない国で“話”が通じた時の嬉しさ…それだと言語的、社会的ですけどそれももっと“体”に近づけたようなよろこびが音楽にはあるんです」
まさしくこれだと思うんです。
うまくいえなくても、この感情の繰り返し…それを求めようとするか、させるかということなんじゃないかと。どれだけ時間が経っても嬉しいと思うことは嬉しいし、行きたい場所には、何度でも、何年振りでも行きたいものだと思います。
コンサートって絶対にそんな場所です。
浜田さんがステージでおっしゃる“一期一会”…その限られた奇跡のような時間の中で
例えばホールだったら1対1×2,000、アリーナだったら1対1×数千の関係をライブという空間の中で築き続けている…新しく書かれた曲や、ステージで毎回沢山のオーディエンスを会場へ呼び寄せ、熱狂させている…この様な“今”の積み重ねが、更にこの先へも、確実に行けるようなツアーにしているんだと思います。
本当に素晴らしい……
例えば…“ Rockn’Roll “ってのはこうやって永く、ブレずにやり続けていくことを言うんじゃないかと思うんです。
海の向こうでは、ディランだって、ストーンズだって、ロッドだって…
最近ではスプリングスティーンやニールヤング…誰も思い出したようなツアーはやっていません。その時の“歌”をその時の“存在”で、フルハウスの会場で今もバリバリツアー中です。
決して安住する事なく、次へ向う意志、力強さを持ったアーティスト活動をこんな長きにわたってやり続けている“存在”が、ここ日本にもこうやっている事を浜田さんを見ていて、一音楽ファンとしても本当に嬉しく思います。
浜田さん(浜田さんのチーム)と仕事をする機会を与えてくれた“JAY−Z”善木会長と岡田社長には感謝しています。
「浜田省吾」、そして「ON THE ROAD」は、この仕事をしていく上で、いつでも、どんな場所でも僕達各々の胸にしっかりとおいておきたい……『夢番地』の、そして『僕』の誇りです。
※ 余談ですが、広島でも岡山でもアルバイトチーフが、皆浜田さんのコンサートには必ず入りたいといいます。同じ日に、他の公演や催事があると担当(シフト)を決める時に調整が本当大変みたいです。
何かこういうところにも
“通じた”感があって嬉しいもんです。(笑)

“JAY−Z”こと善木会長と一緒に・・・広島厚生年金会館の楽屋にて。

サンデーフォークの社長の伊神さんが広島に来てくれました。
「このツアーを見れるのは今日の広島しかスケジュールが合わないので、来てみました。自分の地元ではゆっくり見れないし・・・やはり、凄いステージだし、素晴らしいツアーでしたネ。改めて感動しました」と言って朝まで飲んでいました。(笑)
伊神社長は88年当時、静岡支社の責任者として赴任した直後で、あの大変だった、また感動的だった”浜名湖・渚園”を一緒に苦楽を共にした仲間です。今や、社長です。これからも応援しますヨ。

上の二つの写真と浜田とのツーショットの写真とは、朝山くんの表情は全然違います。いつもは上二枚の写真の表情です。浜田さんといると何故か緊張しています。
朝山くんは本当にハートの熱い!熱い!男です。一番信頼をしているスタッフかもしれません。
彼との付き合いは、彼がまだ夢番地のアルバイトの頃だったような・・・???21年程前の”J-BOY”ツアーからでしょうか?その時の彼への印象はありませんが・・・。
ツアースタッフからは愛称としてメリージェーンと呼ばれているのですが・・・???”
愛すべきキャラクターの持ち主です。
これからも、頼りにしていますヨ。朝山くん!!
プロデューサー 岩熊