幸せオーラに包まれて、ライブという空間の中で、浜田さんと最高級のバンドメンバー、岩熊さんをはじめとするスタッフの皆様、そしてオーディエンスと共に過ごせた時間は、本当に素晴しい時間でした。ステージの浜田さんからは、30周年を懐かしむのではなく、さらに「進化と挑戦」という力強い意志が感じられたからこそ、私も幸せオーラに包まれながら、生きていくこと、進化すること、走り続けることの大切さを痛感したツアーとなりました。こんな気持ち・・・悲しいとか辛いから逃げるんじゃない、何か自分の中で、やっていこうという気持ち。浜田さんの楽曲の素晴らしさとそれを表現するライブは、真に迫ってくるものがあるからこそ、私もそれに答えたいと思う気持ちでいっぱいになりました。明らかに、高校生の時に感じた世の中に対する激しい怒りの気持ちとは違うけど、なんとしても何かを守る、何か出来ることから自分の役割を果たすみたいな、静かだけれど、深く強い気持ちを感じることが出来たのは、私も年齢を重ねてきたからなのでしょうね。そして、人と人との繋がり、いのちの繋がり・・・、いろんなことを考えることも出来たツアーだったと思います。2007年秋ツアーから登場の「サイドシートの影」を初めて聞いた時、あの素晴らしい青い光の交差のなかで、進化した名曲が私を癒し、そして勇気をくれました。「人には、時に迷い、さまよう時間も必要だよ」と、浜田さんがそう語りかけてくれたようでした。中学生の頃「君が人生の時」を初めて聴いて、私は、人生の時間にかけがえのない一瞬一瞬があることを、初めて感じるとることが出来、そして今、「日はまた昇る」に励まされ、「家路」の歌詞の中から生きる事の意味を感じとっています。そして、信念を貫く辛さも難しさも、走り続けること以外に答えがないのだということも・・・。「あばずれセブンティーン」だった私は、もうずいぶん年齢を重ねてしまいましたが、今回のツアーは、こうしてずっと、浜田省吾という一途なアーティストと一緒に走ってこれた実感と共に、そのことに誇りが感じられたツアーだったと振り返っています。浜田さん、最高級のバンドメンバー、岩熊さんをはじめとするスタッフの皆様、全国を巡ってくれて、ありがとう。私の住む金沢にも来てくれて、本当にありがとう。そして、一緒に熱い時間を共有したオーディエンスの皆様、一緒に参加したかけがえのないあなた、どうもありがとう!。再会の時には、ちょっとでも素敵な自分になって浜田さんに逢えるように、これからも頑張ろうと思います。
きよベア 43歳 女性 石川県