みなさん、あけましておめでとうございます!
うっかりしてたらさくっと年が明けてしまい、新年早々びっくりしている福田です。
去年のうちなら「2年前に始まったこのツアー」だったんですが、もう「3年前に始 まったツアー」になってしまいました。まさに光陰矢のごとし・・って言うか、矢よ り光のほうが絶対早いじゃん。まあいいか。とにかく、みなさん、お疲れさま&あり がとうございました!
すでに何度か喋ったり書いたりした事ですが、今回の「My First Love」ツアーでは、 ほんとに「シアワセ配達人」な感じで日本全国を旅することが出来て、心から楽しかったです。109本ものライブを無事故無違反無節操で乗り切れたのは、各会場ごとに横溢していた「シアワセのオーラ」のおかげだと思っています。いやべつに、前世 とかそういうのは全然関係なく(^_^)。
個人的には、浜田さんの「なんの解決にもならないけど叫んでみたいと思わないかーっ!!」っていう「アオリ」が、ほんとにサイコーでした。福田は前々から、どんな音楽も(もっと広く言えばどんな芸術もすべて)基本的には「憂さ晴らし」のために存在すると思っています。「憂さ晴らし」って言ってしまうとなんだかヤケクソみたいなニュアンスが先行しちゃうんですが、ここ10年来大ハヤリの「癒し」っていう表現だって、要するに心の憂さを晴らすってことですからねー。特にロックやポップスの、最も重要な存在意義は「ハレ」=非日常=お祭り的であること。その意味において、今回の109回のライブは、見事に「ハレ」たりえて、オーディエンスの皆さんの「憂さ」を晴らし続けた、のではないでしょうか。
ステージセットの膨大な物量と複雑なシステムをモノともせず完璧な仕事をこなし続けたスタッフ、老練な(って書くとなんだかすげえジジイっぽいですが、福田はキラいじゃないです、この表現)ミュージシャンの高いスキル、そしてなにより、主役の浜田さんの「完璧に自分の年齢を手なずけた」ロックアーティストとしての圧倒的存在感は、オーディエンスの皆さんのエネルギーと見事に呼応して、 「109のシアワセ時空」を日本全国に現出させました。
いんやまんず、なまらすんばらしいツアーだったんでないかい!拍手!はい、ここまで読んだらとにかく拍 手!!(^o^)/
・・・というわけで、ツアーが終了した今、福田もみなさんも、パタパタとせわしな い日常の中にいます。時々こころに小さな擦り傷を作りながら、そして時々は笑いな がら、流れる時間の中を歩いています。なんだか息苦しいな、と思ったら、とりあえ ず、両手を高くあげて、確かに自分がいたあのハレの空間を思い出してください。少 しだけシアワセになれるはず。でも、それだけではとても払いきれないウサが溜まっ たら、また是非コンサートに来てください。もしその時会えたら、「なんの解決にも ならないけど」、また一緒に絶叫しましょう。
やっぱりロックは絶叫だっぺ!!
ではみなさん、風邪やらインフルエンザやらいろいろ流行ってるけど、ひくんでなか よ。でもって、車には轢かれたらいかん。痛いけんね。
福田は相変わらず、キーボー ド弾いたり曲作ったり怪獣買ったり酒飲んだりしとるべさ。元気でなー!おおきに! ほななー!!言語混乱中。
PS:今年は福田、いろいろ企画を考えていますので、よろしく!
福田裕彦

メンバーで記念写真。昨年の11月の福岡でした。

リハーサルスタジオでのワンショット。

町支くんと本番直前の楽屋廊下にて・・。

5月3日の倉敷初日のライブ後に福ちゃんの誕生日を皆で祝う。
遂に50歳の大台に突入!!

誕生日に浜田からプレゼントされたビデオカメラ。
この後は四六時中手にして撮りまくっていました。
福ちゃんと言えば、本番一部の70年代ナレーション。「さすが福ちゃん!」て感じでした。あんな語りは福ちゃんしか出来ません。
特にツアー最終日の酒田での東北弁?津軽弁??での語りは圧巻でした。会場中が、いやスタッフ、メンバーまでもが大爆笑。久々に御手洗先生の登場でした。
福ちゃんは今後の活躍が楽しみです。次に再会するまでエネルギーを貯めておいてください。
福ちゃんにとって、またこのブログを見ている方にとっても良い一年でありますように・・・。
プロデューサー 岩熊