いよいよ今週末は横浜アリーナで省吾と再会

コンサートとも言いいますが・・・(笑)
新しい洋服(めっちゃ勝負服〜

)買っちゃいましたぁ。
いやぁ、好きな人に会いに行く予定があるってなんて幸せな事なの〜〜
そんなテンションでマジメに本なんか読めるわけないじゃんねー。
昨日からハマっているのは『浜田省吾事典』 アハハ、単純〜
ブログをさぼってた間に読んでた本です
『6TEEN』 石田衣良
2003年の直木賞受賞作『4TEEN』の続編。
テツロー、ジュン、ダイ、ナオトは高校一年生になりました。
16歳なら誰でも迷うこと、悩むこと、自分のことや友達のこと。
数々のエピソードの中に、柔らかなリアル感が広がるのを感じます。
最終章の「16歳の別れ」には強く心を打たれました。
中学の同級生、お騒がせ放送委員ユズルとの別れ・・・
彼らが夜空の下で語り合った言葉がいつまでも胸に沁み込むのを感じました。
「ぼくたちに与えられた時間は短くても長くてもみんな平等だ。
いつかはすべてをあきらめて、この世界にさよならを言う。
強さも弱さもない。若さも老いも関係ない。
ぼくたちの命がそんな風に作られているだけなんだ」
『キング&クイーン』 柳広司
六本木のバー「ダズン」で働く元SPの冬木安奈。
彼女のもとに、元チェス世界王者のアンディの警護依頼が舞い込む。
一言で言うと安奈さんがかっこいい〜!
文章に勢いとパワーがあって、どんどん読み進んで行けます。
袴田店長(亨ママ)やリコちゃん、そしてSPだった頃の上司首藤さん、
結局みんな安奈さんの味方なんだねぇ。
この先も安奈さんの活躍が続くといいなぁ、と少し思っています。
『絃の聖域(上)(下)』 栗本薫
1982年に発行された、名探偵・伊集院大介が初登場する本格推理の名作です。
第二回吉川英治文学新人賞受賞作で、当時、中島梓から栗本薫へと
変貌を遂げた作者の大出世作。
たぶん再読だと思うんだけどねぇ←なんせ30年近く前だから覚えてない(^^ゞ
人間国宝、長唄の安東流家元の邸内で起こった殺人事件。
夫婦、親子、愛人などの憎悪と嫉妬が渦巻く複雑な家族関係。
いやぁ、横溝正史も真っ青なドロドロ空間ですぅ。
それにしてもさすが「腐女子」の元祖!?
智と由紀夫の美少年愛の描写は迫力満点っ!!
ドキドキするよ〜〜(*^。^*)
しかし物語の根幹に横たわるものは、日本の伝統芸能の抱える本質。
複雑に入り組んだ血縁関係と絶対権力の頂点に君臨する家元を取り巻く
芸に向き合う強い気高さとそれに伴う激しい業が見事に折り合わされています。

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