錦織圭、全米オープン準決勝勝利〜〜〜

テニス全然詳しくないですが(笑)
とりあえず嬉しい
明日は朝ごはんが美味しいはずっ!
がんばれ、錦織〜〜〜
今回の読書はこの三冊。
『祈りの幕が下りる時』 東野圭吾
加賀恭一郎シリーズ最新刊。
一人の女性と一人のホームレスの死。
仙台、彦根、そして日本橋界隈で、
複雑に絡み合う小さな糸口を少しづつ解きほぐしていく加賀。
明治座での舞台演出で自分の夢を華々しく実現させた女性演出家。
単なる殺人事件の捜査ではなく、加賀の母にも大きく関わる様相と、
浮かび上がる親子の姿。
読み始めから最後のページまで一気に引き込まれてしまいます。
本を閉じた後も登場人物に対する辛さや悲しさをおぼえる
深さと広さを持った一冊です。
『島はぼくらと』 辻村深月
お久しぶりの辻村深月。
瀬戸内に浮かぶ過疎化が進む小さな島、冴島。
冴島からフェリーで本土の高校に通う4人の高校生たちの青春と、
Iターンでやってきた若者たちや未婚の母や島育ちの家族が
少しづつ距離を縮めて理解しあえたり、裏に潜むエゴを晒したりと、
島と関わる人たちの心模様がさりげない出来事を通して
冷静な視線と温かい視線両面から描かれています。
島に存在するという「幻の脚本」の謎が最後に解き明かされて
すっきりしました。
「
スロウハイツ」のあの人にも会えたしね。
それにしても島に残った衣花のかっこいい事ったら!
瀬戸内海の島に母の実家があった私には
子供の頃に見ていたフェリー乗り場の風景や海と空の煌きが
本の文章から映像化されるのが幸せだったよ〜〜。
『追憶の夜想曲』 中山七里
背筋の凍るような殺害風景から物語は始まります。
読み始めのインパクトの衝撃は前作『
贖罪の奏鳴曲』と同じ印象です。
少年時代に殺人を犯した過去を持つ悪名高い辣腕弁護士、御子柴礼司。
彼は夫殺しを認める主婦の弁護を強引に受ける。
自供も物証も揃う簡単な事件であるはずの裁判をなぜ御子柴は望んだのか?
因縁の検事、岬恭平との白熱する法廷攻防戦。
二転三転する裁判の行方。
事件の背景に潜む真実とは?
御子柴礼司と被告の間に横たわる思いがけない過去。
そして最後の最後に驚きの結末が深く胸に響きます。
人を守るために人は何をするのか。。。
そんな意味を考えさせられる一冊。
もういちど、「アゲイン」の予告編見てきま〜〜す

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